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月夜の跳ね遊び

ちょっと旧い、イタリア車とスクーターと自転車に乗りながら、写真をパチパチ撮りながら、思った事を書いていきます。

Canon 旧F-1(前期) 国道駅ふたたび…

以前にこのブログで取り上げました川崎の「国道駅」に、どうしてももう一度行ってみたい衝動にかられ、先日の川崎泊り出張の際に始発で撮影に行ってしまいました。で、また同じような写真を撮ってきてしまいました。

でもこの雰囲気には抗(あらが)えない。同じ様な写真でも構わない。明るい改札口(国道駅の改札は結構普通でもちろんSuicaでタッチ!もOK(笑))や普通のホームなんか撮りたくない。
敢えてこの改札から外のガード下に漂う、戦時中の様な雰囲気や暗闇の雰囲気をフィルムに収めたいと強く思いました。

国道1
■『現代(いま)に続く傷痕』 Canon 旧F-1(前期)/20-35mm F3.5L

ポストの上にある壁の傷は米軍の機銃掃射の痕だそうです。今はどこも悲しくつらい戦争の痕は綺麗になくなっており、ともすればそんな事実も忘れてしまいがちですが、この弾丸の痕はそんな忘れていた大事なことをリマインドします。

国道2
■『ガード下を通る』 Canon 旧F-1(前期)/20-35mm F3.5L

改札を入りホームへ上がる途中にガード下をまたぐ橋があり、その橋と天井の隙間からカメラを構え、人が通るのを待ちシャッターを押しました。「現代(いま)」の風景なのだけれどそうじゃない感覚。手前のスピーカーがかろうじてタイムキーパーの役目を果たしています。

国道3
■『忘れ去られたもの』 Canon 旧F-1(前期)/フィッシュアイFD 15mmF2.8

ガード下から横に抜ける通路を、対角魚眼レンズで切り取りました。
使われることも、捨てられることすらない物体たち。このガード下にはこういった無人、そして無時の虚無感が漂っているように思います。

国道4
■『夢でさまよう街』  Canon 旧F-1(前期)/TS35mm F2.8 S.S.C

夢の中で「ここはどこだろう…」と彷徨いながら、どこまで行っても出口が近づかない…写真にそんな感覚を持たせたくて、シフトレンズを使い連続するアーチの柱を直立させてみました。

この後、機材をバッグに片付けて仕事場に向かいましたが、改札を入りSuicaの「ピッ」という音を聞いた瞬間に、大げさではなく、本当にタイムワープから帰ってきたような錯覚に陥りました。

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