月夜の跳ね遊び

ちょっと旧い、イタリア車とスクーターと自転車に乗りながら、写真をパチパチ撮りながら、思った事を書いていきます。

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Leica M3 夢のレンズ

夢のレンズだそうです。カメラ用じゃないけれど、新宿のカメラ屋さんのとなりに看板がありました。

皆さんにとって夢のレンズはどんなレンズですか?

新宿2
■『夢のレンズ』 Leica M3/Jupiter 8M 50mm F2

僕が欲しいなぁと思う夢のレンズは、目で見た感動をそのまま写真にしてくれるレンズ。でも実際はそんなレンズはどこを探してもありません。腕とともに手持ちのレンズが夢のレンズになっていくのかなと。

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Leica M3 アンケートにご協力を

続けて新橋駅前での撮影です。

新橋2
■『可愛いから答えちゃう』 Leica M3/Jupiter 8M 50mm F2

順光だとこんなに素直。シャープでカッチリというゾナー的描写。

Jupiterにはライカレンズやツァイスレンズの様なブランド的価値は皆無。所有したり飾ったり眺めたりする値打ちはないから、いい写真を撮ることのみがこのレンズの価値になります。潔い。
この「レンズ本来の価値」とか「カメラって何だ?→言うまでもなく"写真を撮る"機械なんだよ」をいつもリアルに感じられるのがJupiterなのだと思います。


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Leica M3 硬い逆光

買いなおしM3もちゃんとテスト撮影しないとな~と思って出張に連れ出しています。
新橋駅前で逆光気味のスナップ。

新橋
■『セメントだけに硬い(笑)』 LeicaM3/Jupiter 8M 50mm F2

このソビエト出身のゾナーもどきは、逆光になるとものすごいコントラストになります。
逆光/モノクロだと謀らずも土門拳か森山大道かという様なザラリとした強いコントラストの写真ができあがります。いや上手い下手は別として(笑)。森山ファンの皆さんゴメンなさい(^^;

これを癖玉といえばそれまでですが、癖を知っていると1本で色んなテイストの写真が撮れるので大いに重宝します。
これがロシアからの直買い新品価格がたった5000円レンズの底力です。M3に似合う沈ズミを5万円出して買う気がなかなかおきない理由がそこにあります。

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Leica M3 ライカ使いの競演

悲しい事もありましたが、M3も新調したことですし、気持ちを切り替えようと、恵比寿は東京都写真美術館で開催している『木村伊兵衛とアンリ・カルティエ-ブレッソン ~東洋と西洋のまなざし』を観にいってきました。

恵比寿2
■『見ごたえあり』 Leica M3/Jupiter 8M 50mm F2

スナップ写真の両雄の展覧会。それぞれ個別の写真展は観たことがありましたが、2人の作風を一度に見比べる事ができる本企画は、なかなかに値打ちのあるものだと思います。木村のオリジナルプリント91点、ブレッソンは62点の一挙展示。量も十二分。自称スナップ野郎(笑)としてはかなり楽しい展覧会でした。

多くのオリジナルプリントに触れ、木村伊兵衛とアンリ・カルティエ-ブレッソンのスナップはその撮り方・アプローチが根本から異なるように感じました。

木村伊兵衛のスナップは、そのネガのコンタクトプリント(ベタ焼き)を見るとよく分かったのですが、その場で様々な角度から何枚も撮り、良いものを選んでいるようです。いろんな人が各フィルムに収まる、その中で構図や意図が良いものを選んでいるようです。

一方でブレッソンのスナップは、明らかに演出と思われる構図と登場人物の配置が見られます。木村伊兵衛と同じような連続スナップからのチョイスもありますが、例えば『ラクイラ・デーリ・アブルッツィ』『パレ・ロワイヤルの庭園』『シミアヌ=ラ=ロトンド』などの人を配置したスナップでは、恐らく「そこに立って」と被写体に指示したかのような不自然に完成された構図が多く見られます。また偶然を撮ったと思われるものも、木村伊兵衛とは異なったアプローチ、すなわち構図を先に作りじっと人や自転車が通るのを待ってシャッターを切ったと思えるものが多いと感じました。

2人のベタ焼きを見ると、巨匠と呼ばれる2人も僕たち市井のスナップシューターと同じことをしているんだなぁ…と思い少し安心する発見もありました。例えば行進する楽団についていきながら何枚も写真を撮り、自分が一番気に入ったものを作品としてプリントするという様な極々普通の行為です。しかしそんな中でも、明らかに眼の付け所が「凄い」、構図の作り方が「凄い」と鳥肌が立つような写真も多くあり、大いに参考になりました。

展覧会を出るとき、2人に「たくさん撮ったらいいんだよ」と言われた様な気がしました。

恵比寿
■『スナップ魂を補充』 Leica M3/Jupiter 8M 50mm F2

写真展示室を出たあと、写真美術館の1Fのカフェテラスでコーヒーを飲みながら余韻に浸りました。窓際のカウンター席で外に向かって座っていると、隣の人が窓に映っていました。『木村伊兵衛なら、ブレッソンならどう撮るかな…?』と思いながら、窓に映る姿にそっとシャッターを切りました。

これからもたくさん写真を撮ろう…そう思った展覧会でした。
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Leica M3 悲しみの空

M3を買いなおして初めてフィルムを入れた日、とても悲しい出来事がありました。

もうあの人とは会う事はないのだな…そう思うと悲しくなりました。

夕暮れ、横浜の駅から空を撮りました。悲しい時には悲しい景色が写るのでしょうか。

中山の空
■『4秒の空』 Leica M3/Jupiter 8M 50mm F2

 


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