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月夜の跳ね遊び

ちょっと旧い、イタリア車とスクーターと自転車に乗りながら、写真をパチパチ撮りながら、思った事を書いていきます。

Leica M3 肖像権とスナップ

名古屋にて、駅に大きなポスターが貼ってありました。『ストップ!肖像権侵害』というタイトルがついています。

肖像権
■『宮崎県知事の顔とか特産商品に勝手に使ってるけどな』
Leica M3/Canon 35mm F1.5

このポスターが謳っていることは「パブリシティ権」を侵さないで、つまり肖像権のうちの「財産権」、例を挙げれば著名人の顔など、それだけで商業的値打ちがあるものをその権利の保持者(本人や事務所)に断わりなく使っちゃだめよ、というものです。それは大いに理解できます。

この他に、最近では著名でない人も人権意識の高さからか、はたまた過剰な自権尊重の認識からか、肖像権のうちの「人格権」についても「プライバシーの侵害」として写真を撮る(撮られる)こと自体を否定する傾向にあります。スナップをする上で考えなければならない問題です。

プライバシーの侵害って何でしょう。天下の公道を歩いており、誰もがそれを見られる状況にあるのに、プライバシーの侵害というのは少し変じゃないのかなぁとも思います。人の家の中を盗み撮りした…それはプライバシーの侵害でしょう。天下の公道を歩いている人のプライバシーは、写真を撮ることや発表することで侵されてしまうのでしょうか。見られるだけならいいけれど、記録されてしまうことや、与り(あずかり)知らないところで写真が使われていることに嫌悪感を抱くのかもしれませんね。
でも撮る側にも創作について、つまり表現の自由に関する権利があります。しかもこちらは憲法での保障が明記されている。権利のぶつかりっこですね。

信念を持って撮影していますし、これからもそうしたいと思いますが、せめてマナーは守って撮らないと今に街頭で写真が撮れないというおかしな時代がやってくるような気がします。

そんなことを色々と…改めて考えてしまったポスターでした。



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