月夜の跳ね遊び

ちょっと旧い、イタリア車とスクーターと自転車に乗りながら、写真をパチパチ撮りながら、思った事を書いていきます。

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Canon VI-T 35mm数々あれど…

レンジファインダーカメラの35mmという画角は、スナップカメラとして考えたときにはもはや標準の画角ともいえる…この意見に異論のない人は結構多いのではないでしょうか。35mmのファインダーは銀塩M型ライカでは初代M3にはないものの、それ以外のM2からは、M2、M4、M5、M4-2、M6、M6TTL、M7、そしてMPまでと、CLを除く全機種に内蔵されていますし、ベッサもしかりです。
Lマウント(スクリューマウント)レンズに至っても35mmは非常に種類が多く、それこそ集めだすとキリがありません。その時々でレンズの「味」を使い分け楽しむという、レンズグルメ道というか、奥様方にとっては単なるダンナの「悪の道(笑)」というか、そういう道にはまりがちなのも35mmではないでしょうか。
例えばライツL玉では8枚玉のズミクロン(F2)を頂点として各時代にズマロン(F2.8、F3.5)、そして旧くはぺちゃんこのエルマー(F3.5)があり、ノーライツではツァイスのビオゴンF2.8や幻のヘラーF3.5、ビオゴンコピーのロシアのジュピター12F3.5、ローデンシュトックヘリゴンF2.8、アンジェニューF2.5、シュタインハイルのオルソスティグマットF4.5、ミノールF3.5など、さらに国産だとフジノン、トプコール、ニッコールF2.5やF1.8、ヘキサノンF2はUCと無印の2種類、コシナからもF2.5が2種類とF1.7の非球面も出ています。そしてキヤノンに至っては何と8種類も!うわー大変だぁ(笑)。

で、すでに不惑を迎えた僕の手元には、現在ズマロンF2.8、コシナのPのF2.5、そしてこのブログでもおなじみのキヤノンF1.5があります(3本あったら不惑じゃなくて惑っていますが)。しかし!はっきり言って前者2つはここ2年間ほっとんど使っていません。もったいないな~。曇る前に売っちゃおうかな(笑)。

コシナは現代レンズなのでコントラストがとても高く、写りが見た目の印象と変わらない感じがします。つまり意外性がない感じ。レンズの味がない分、光と被写体が勝負の全て。実質本位のスナップシューターはこのレンズをもっと評価すべきと思います。方やズマロンはVI-Tと同い年の50歳ですが、線が細く繊細な感じがします。これを味とみるか、ライツライツと皆ありがたがる割には実は色も普通の昔レンズと見るかはライカ信者かどうかで意見が分かれるところでしょう。僕としては結構がんばって買った高いレンズでしたが、ライツといえどもそんなもんか?って感じで正直面白みがありません。では、えこ贔屓にしているキヤノンF1.5の特長はどうなの?というと、やはりその大口径で撮れるシチュエーションの広さと、光の加減にもよりますがやさしい光や曇りの時には何ともいえない「丸い」写りをすることです。朝夕の光や秋から春の光の時、また室内撮影のときに出るこの「丸さ」「やらかさ」が、僕のもうひとつの常用レンズである高コントラストのFDレンズでは絶対に撮れないもの。スクリューマウント35mmではいまだ最大の口径を持ち、構成も8枚玉と所有欲も十分に満たしてくれます。開放の見事な(笑)周辺光落ちも僕の日の丸写真に合っていますし、同じく開放では若干ハロが出るところもオールドレンズの楽しさが味わえます。うちのRFレンズのエースの座は当分降りてくれないようです。

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■『Chinese Cat』 Canon VI-T/Canon 35mm F1.5
都内のレストランなのに普通にネコが店内を俳諧していました(笑)。おこぼれをもらうのに慣れているのか、僕の横でじっと上目使い…。ネコなのでテーブルにピョンと上がって鶏のから揚げを奪って逃げるのもやろうと思えばできるでしょうが、そこはさすがに遠慮しているようです(笑)。耳と背景がクッキリこないところとか、床に重なる影の階調とか、ああホントに柔らかいなぁ…。そのくせこのヒゲを描写する解像力は一体何だ!やっぱり贔屓してしまいます。

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この記事のコメント

雑誌やマニアのサイトを見ると、沢山のレンズが出ていることに驚きますねぇ。でも、揃えようとするだけでひと財産ですよねぇ~。
昔は、フォトショが無かったのでレンズで色や質を変えていたのでしょうかねぇ。
自分も、50mm、24mm、35mmのラインナップで、2、3ヶぐらいは、欲しいです。。。はは
2009-04-27 Mon 10:45 | URL | MoBlue #-[ 内容変更]
Lマウントレンズって他のMF一眼レンズと比べて結構高いですよねー。そんな中でキヤノンレンズはオールドレンズの中では不当に値段が低い割に、もの凄くいい絵が撮れたりしますし、僕らキヤノンボディにはやはりキヤノンレンズが似合うので、変なレンズ呪縛からは少し遠いところで十分に写真を楽しむことができるような気がします。
2009-04-27 Mon 23:54 | URL | 海兎 #-[ 内容変更]
ついに、念願であったCanon 35mmF1.5 を手にしましたよー
やはり、まずは VI-L に装着でしょうかね
やっと、海兎さんの体験を体感できる。。。はは
2013-02-07 Thu 21:49 | URL | MoBlue #-[ 内容変更]
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